学芸員による学術的研究の成果を、昭和59年から研究紀要として発行しています。
第28号(令和5年度)
野々村仁清作 国宝《色絵雉香炉》再考―「古九谷プロジェクト」との関連から | 村瀬博春 |
【寄附資料紹介】木村珪二関係資料について | 竹内 唯 |
当館所蔵の田中太郎作品について | 日置樹也 |
第27号(令和4年度)
明治初期の能楽社会における前田斉泰の目的と役割について | 村上尚子 |
【展示記録】巡回展と地域色―「生誕150年記念 板谷波山の陶芸」展を例に― | 奈良竜一 |
明治期収集の石川県工業試験場移管資料について | 西田孝司 |
第26号(令和3年度)
加賀藩三代藩主・前田利常による文化政策の深層と、後世への影響 | 村瀬博春 |
嶋崎丞 著作目録2(図書・雑誌・その他)付・「著作目録1(新聞編)」追録 「年譜〈社会における主な活動〉」(「年譜〈学会及び社会における主な活動等〉」改訂版) | 西田孝司(編) |
第25号(令和2年度)
《観桜・観楓図屏風》(石川県立美術館蔵)について | 中澤菜見子 |
嶋崎丞 年譜・著作目録1(新聞編) | 西田孝司(編) |
【研究ノート】大乗寺所蔵《苦楽両界曼荼羅図》の図像主題―主に地獄図の図像について― | 鈴木彩可 |
第24号(令和元年度)
「古九谷」とは何であったのか | 村瀬博春 |
【研究ノート】初代須田菁華とその写し―石川県立美術館所蔵作品から | 奈良竜一 |
第23号(平成30年度)
池田瑞月―草花と生きた画家― | 前多武志 |
漆芸家 坂下直大 | 有賀 茜 |
第22号(平成29年度)
近代日本美術進展の功労者 坂井犀水―初期の美術活動を中心に― | 西田孝司 |
「白山信仰の祭礼と能楽資料の調査研究」における一年の活動について | 村上尚子 |
第21号(平成27年度)
俵屋宗達「風神雷神図」の再検証 | 村瀬博春 |
石川県立美術館における子どもを対象とした教育・普及活動について | 深山千尋 |
第20号(平成22年度)
久隅守景の画業展開の精神的背景 | 村瀬博春 |
マネ論序説―ジョルジュ・バタイユの『沈黙の絵画』を読む | 織田春樹 |
【研究ノート】沼田一雅について(その2)~沼田一雅関係資史料(沼田関係書簡)を中心に~ | 北澤 寛 |
第19号(平成20年度)
前田利家画像に関する基礎的調査 | 村上尚子 |
クロード・レヴィ=ストロースの「プッサンを見ながら」を読む | 織田春樹 |
【研究ノート】沼田一雅について―陶彫家の顔・彫刻家の目~石川県との係わりを併せて― | 北澤 寛 |
【資料紹介】加州大乗寺所蔵の墨書『日本洞上聯燈録』について | 北澤 寛 |
第18号(平成19年度)
ミュージアムの本質的存在意義への展望 | 村瀬博春 |
E.ブロッホの芸術論への一考察 | 織田春樹 |
【資料紹介】高巌寺所蔵の頂相・肖像画について | 北澤 寛 |
第17号(平成18年度)
松田権六の美学―「やまと絵」の視点から | 村瀬博春 |
小林秀雄の近代絵画論への一考察 | 織田春樹 |
作品紹介―新収蔵の浮世絵版画コレクションについて | 村上尚子 |
【資料紹介】木村家寄贈・木村雨山資料について | 寺川和子 |
第16号(平成17年度)
石川県立美術館での児童・生徒を対象とした 教育普及活動について―平成16・17年度実践報告― | 西ゆう子 |
若杉窯染付吉祥文様について | 北澤 寛 |
日本画家田中一村と聖徳太子殿天井画について | 末吉守人 |
第15号(平成16年度)
美術館・博物館「冬の時代」打開に向けた展望 | 村瀬博春 |
前田家伝来能装束(前田育徳会・本館所蔵)の畳紙墨書について―斉広・斉泰の演能記録と照らし合わせながら | 村上尚子 |
石川県洋画史Ⅳ 戦中―昭和11年から20年まで | 二木伸一郎 |
セザンヌ論素描―M・メルロ=ポンティに即して― | 織田春樹 |
第14号(平成15年度)
石川の日本画 革新の時代―昭和20~30年代の作品を中心に― | 西田孝司 |
石川県の木工芸と当館所蔵作品 | 前田武輝 |
石川県立美術館の音声ガイドシステム | 谷口 出 |
前田育徳会の所蔵品にみる名物裂の使用例―国宝 土佐日記を中心に― | 高嶋清栄 |
第13号(平成14年度)
石川県の金工 | 南 俊英 |
(調査報告)金沢美術工芸大学所蔵紅型型紙資料について | 寺川和子 |
〈活動記録 石川県文化財保存修復工房〉石川県文化財保存修復工房のあゆみ | 宮 衛 |
〈活動記録 石川県文化財保存修復工房〉馬繋浦四坪薬師寺大般若波羅蜜多経修復考 | 川口法男 |
〈活動記録 石川県文化財保存修復工房〉修理補修紙の打ち紙加工について | 萩原真人 |
第12号(平成13年度)
(財)前田育徳会蔵『四季山水図襖』をめぐって―〈本郷邸〉〈行幸〉〈橋本雅邦〉〈山水〉をキーワードに― | 村上尚子 |
ロラン・バルト論序説―芸術論にみる新しい探求― | 織田春樹 |
〈普及活動報告〉ミュージアムシアター―美術館における映画会の一例― | 寺尾健一 |
第11号(平成12年度)
貴志康一 日本人による西洋音楽理解に関するケーススタディー | 村瀬博春 |
(資料紹介)大乗寺所蔵の面山禅師資料について | 北澤 寛 |
デジタルミュージアムシステムについて | 二木伸一郎 |
第10号(平成6年度)
グスタフ・マーラー 自己言及的システムとしての音楽 | 村瀬博春 |
「軽み」への道程―久隅守景の画業 | 村瀬博春 |
新しい建築のための壁画 | 織田春樹 |
修復記録―昭和61年~平成5年 | 宮 衛 |
第9号(平成5年度)
建築の中の兎たち 付 十二支のある建築―近世文様基礎資料集成3 | 本谷文雄 |
俵屋宗達の造形思想―法橋叙位後の作品を中心に | 村瀬博春 |
第8号(平成3年度)
像(イメージ)の哲学への展望―レオナルド・ダ・ヴィンチとニーチェに則して― | 村瀬博春 |
教育者としてのオスカー・シュレンマー―オスカー・シュレンマーの講座:人体をめぐって | 織田春樹 |
若き日の安嶋雨晶 | 本谷文雄 |
第7号(平成3年度)
勅使窯について | 本谷文雄 |
展覧会記録 大正の石川美術―金城画壇成立前後の状況―展 | 二木伸一郎 |
J.S.バッハの《フーガの技法》成立に関する展望と、その19世紀音楽への影響二例 | 村瀬博春 |
第6号(平成元年度)
J.S.バッハ《ゴルドベルク変奏曲》の内的構造に関する論功 | 村瀬博春 |
石川県洋画史Ⅲ 金城画壇の誕生~昭和戦前 | 二木伸一郎 |
『ユーロパリア'89日本祭』へ参加して | 南 俊英 |
作家研究 オスカー・シュレンマー | 織田春樹 |
第5号(昭和63年度)
石川県洋画史Ⅱ | 二木伸一郎 |
江戸時代五十嵐様式の蒔絵作品 付 五十嵐家文書―近世文様基礎資料集成2 | 本谷文雄 |
第4号(平成2年度)
石川県洋画史Ⅰ | 西田孝司 二木伸一郎 |
輪島移動美術展をふりかえって | 谷口 出 |
石川県作家調査報告
高田伝一郎 | 近岡 敏 |
奥出寿泉 | 本谷文雄 |
成竹登茂男 | 高嶋清栄 |
宮崎寒雉 | 南 俊英 |
川北浩一 | 寺尾健一 |
紺谷光俊 | 東 澄子 |
玉井敬泉 | 末吉守人 |
下村正一 | 村瀬博春 |
竹沢 基 | 西田孝司 |
奥田憲三 | 織田春樹 |
山口操助 | 二木伸一郎 |
長谷川八十 | 宮 衛 |
堀 義雄 | 谷口 出 |
第3号(昭和61年度)
石川県の建築彫刻―近世文様基礎資料集成1― | 本谷文雄 |
前田育徳会所蔵 J.S.バッハの自筆楽譜について | 村瀬博春 |
美術館普及活動における視聴覚機器利用の一例 | 寺尾健一 |
修復報告 伊東哲作 板絵「高原」 | 宮 衛 二木伸一郎 |
石川県作家調査報告
山田夜光 | 南 俊英 |
井波唯志 | 本谷文雄 |
藤井観文 | 織田春樹 |
能川光陽 | 高嶋清栄 |
水上荘詠 | 寺尾健一 |
畠山錦成 | 東 澄子 |
曲子光男 | 末吉守人 |
上田珪草 | 村瀬博春 |
清水錬徳 | 二木伸一郎 |
遠田運雄 | 西田孝司 |
矩 幸成 | 宮 衛 |
田中太郎 | 谷口 出 |
第2号(昭和60年度)
J.S.バッハの無伴奏独奏曲にみられる神秘思想 | 村瀬博春 |
修復記録―昭和58年度~60年度 | 宮 衛 |
作家調査報告
中村梅山 | 寺尾健一 |
竹園自耕 | 宮本長範 |
張間喜一 | 宮本長範 |
二代呉藤友乗 | 本谷文雄 |
新村撰吉 | 本谷文雄 |
二代砺波宗斉 | 織田春樹 |
談議所栄二 | 高嶋清栄 |
板坂辰治 | 宮本長範 |
下口宗美 | 寺尾健一 |
安嶋雨晶 | 村瀬博春 |
富田温一郎 | 西田孝司 |
飛鳥哲雄 | 二木伸一郎 |
安井巳之吉 | 二木伸一郎 |
堀 忠義 | 西田孝司 |
第1号(昭和59年度)
石川県美術館運動史 概論 | 寺尾健一 |
石川県美術館運動史 資料編 | 寺尾健一 |
石川県近現代美術年譜 | 寺尾健一 |