明治５～昭和21：金沢市に生まれる。本名三四郎。幼時青山観水に南画を学ぶ。明治19年石川県専門学校に入学、得田耕に才能を認められ、得田について洋画を学ぶ。23年上京して研鑽を積んだのち、34年よりアメリカ・フランス・イギリスなどの各都市で個展を開いたほか、背景画（パノラマ画）を描き、大正２年帰国、東京において動物画やパノラマ画の大家として活躍する。