文久2年~大正12年(1862~1923):金沢に生まれる。桑村系白銀師山尾家二代侶延の子。八代水野源六(光春)に師事し、師と父の一字をもらい、三代光侶と称する。銅器会社で職工として制作にあたっている。明治から大正にかけ加賀象嵌の伝統をくんで、精巧な技を持つ名工として知られる。代表作として雉の香炉・唐草文香炉などがある。