明治4年~大正5年(1871~1916):加賀市に生まれる。本名長三郎。父に象嵌・鍛金を学ぶ。明治24年延展性の乏しい一枚の薄い鉄板から置物や花瓶などを成形する鉄打出の技法を考案。29年日本美術展覧会、33年パリ万国博覧会、39年セントルイス万国博覧会など多くの博覧会で受賞。大正5年帝室技芸員に内定しながら発表前に亡くなる。