大正2~平成12:羽咋市に生まれる。昭和15年、東京美術学校彫刻科卒業。在学中より文展に入選するが、20年復員後芸術の純粋性を保持するため、作品発表は個展のみとする。53年、外務省留学生試験に合格し渡仏、制作と同時に東洋と西洋の芸術精神を比較研究、帰国後、漆画、壁画の道へと進む。哲学と宗教の中で世界、歴史を捉え、それを作品の中に描き込むことが芸術であるという独自の理論を、作品と文化活動に展開している。平成12年没。