明治期に活躍した画家、漫画家。下野国生れ。小林清親の弟子で、日清戦争の頃から戦争をテーマにした錦絵で注目を集めるようになる。また、清親の去った『團團珍聞?』には、似顔絵やヨーロッパで流行りだした手法を効果的に用いた漫画を毎号執筆していた。師の清親が重厚な石版画を多用したのに対し、米作は絵筆を使った軽妙な作風で人気を得た。