祖父は鶴汀、叔父は龍山、父は龍淵で、医者と画家を業とした家系のもとに生まれる。金沢の古寺町に住む。子供の頃から絵を好み、家代々の画風を学び、諸家の絵を研究、南画の研鑽に努める。花鳥図、梅竹図を得意とした。各種の展覧会や品評会に出品、たびたび褒賞を受けた。北陸絵画協会の審査員を務める。