中濱鶴汀の長男として、金沢に生まれる。南北合派と狩野派の絵を描いた父に絵を学ぶ。のち京都に出て、山本梅逸に師事、さらに長崎に遊学する。金沢に帰ってからは、唐・宋時代の中国古画を研究し、門下生に絵を教えた。