永楽和全エイラクワゼン

文政6~明治29 (1823~96):京都に生まれる。父は11代永楽保全。天保14年家督を譲られ善五郎を襲名。慶応元年加賀大聖寺藩主の招聘をうけ、一族と共に山代に来る。明治3年京都に帰るまでの6年間九谷焼きの向上に貢献した。作陶は和全独自の布目のものから、金襴手・祥瑞写・古赤絵写・呉須赤絵写・古染付写・仁清写など幅広い。