古満家は、初代休意の代に徳川家の蒔絵師となり、代々家業を継いだ家柄である。休伯は古満家の2代目で、通称は久蔵、江戸中橋に住んでいた。室町時代から続く蒔絵師の名家・幸阿彌家の12代目長救と共に蒔絵師頭取となり、日光東照宮の蒔絵にも従事した。なお、古満家は3代・5代も休伯と号している。