島村秀斉シマムラシュウサイ

明治37年~平成14年 :金沢市に生まれる。瓢箪町小学校卒業後、洋家具店に勤めながら技術を修得する。昭和5年からは東京の洋家具店に入る。戦後帰郷し、30年からは氷見晃堂に師事し、本格的に指物による木工作品の制作を行う。風炉先や銅鑼掛から盆まで、茶道具を中心に堅実な仕事で知られる。