慶応3~昭和29:金沢市に生まれる。加賀藩細工所出仕狩野派絵師の家に生まれ、幼時祖父玄佳に絵筆の運び方を習う。垣内右りんに師事。中央始め各地の共進会展に出品、多くの褒状を受ける。その間展覧会出品画など宮内省御用を受ける。子弟の教育にも情熱を傾け、門下生百余名を数える。北陸絵画協会などに参加、北陸画壇の向上発展に貢献。