沢庵宗彭タクアンソウホウ

天正元~正保 2:大徳寺第153世住持、南宗寺第13世。但馬出石の出身。徳川家光の帰依を受け、江戸品川の東海寺の開山となる。茶の湯を小堀遠州について修め、茶禅一味を実践した。紫衣事件の際には幕府に抗したため、出羽国上ノ山に配流された。清貧に甘んじながら、山林閑居の生活を楽しんだ。