昭和8~平成21(1933~2009):小松市に生まれる。本名正彦。初代および二代徳田八十吉に師事。昭和30年第11回日展初入選、46年第18回日本伝統工芸展初入選、以後入選受賞を重ね、作家としての地位を確立する。青手古九谷の持つ上絵釉薬の美しさを現代に生かす工夫を重ね、「彩釉」という色釉の濃淡で表現する独自の作風を生み出す。平成9年、重要無形文化財「彩釉磁器」保持者に認定される。