京都に生まれる。二代宗哲の子。名は八兵衛。号方寸庵、勇斎、漆桶、漆翁。茶の湯をよくし、大徳寺の大和和尚に参禅する。三代は中村家歴代の中でも名工といわれ、表千家七世如心斎(1706~51)の好みの棗の多くは三代宗哲が作っている。