重要

【11/9】「食を彩る工芸」の入場は10時からとなります

所蔵品検索:詳細

所蔵品のご案内Collection

No:08001100舞台裏ぶたいうらBackstage

作家名
南 政善 / ミナミマサヨシ / MINAMI Masayoshi
制作年
1958年/20世紀/昭和(戦後)
サイズ
縦 191.1 × 横 127.5
テーマ
人物
その他
  • [形状]額装
  • [材質]キャンバス
  • [数量]1面
  • [技法]油彩
作品解説
舞台裏:南政善/モデルの人物は元ダンサーで、当時日劇の舞台監督をしていた。作者は彼を週刊誌で知り、人を介してモデルを頼み、数々の秀作を描くことを得た。「舞台監督O氏」「山高帽の男」などはその一例である。大きな姿見の前に腰掛けて踊り子達の練習を見守るダンサーというシチュエーションで本作は描かれる。彼が見ているものは、鏡に映る二人の踊り子である。白と黒の相似形の反復は奇知的な造形家といわれた南の真骨頂であろう。白い衣装で複雑なポーズを見せるダンサーは、シルクハットとステッキを描き込まれることにより、微妙なバランスが強調される。こうした非日常的なポーズを無理なく描きえることが、作者の創作欲を駆り立て続けたのである。
初出展覧会
第1回新日展