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No:08007600霜鬢そうびんWhite sidelocks.

作家名
南 政善 / ミナミマサヨシ / MINAMI Masayoshi
制作年
1941年/20世紀/昭和(戦中)
サイズ
縦 144.1 × 横 110.7
テーマ
人物/男性
その他
  • [形状]額装
  • [材質]キャンバス
  • [数量]1面
  • [技法]油彩
作品解説
霜鬢:南政善/作者は昭和16年に結婚するのだが、本作はその直後に、岳父で東京美術学校日本画科卒の実業家、野口駿尾を描いたもので、同年の第4回文展に出品し特選を受けている。褐色のやや重い色調の中に、背筋をスクッと伸ばして、読書に余念のない駿尾の姿は、上半身だけをみれば謹厳な雰囲気が漂うが、組んだ右足のカーブから半分に切られた白足袋への流れはとてもユーモラスである。そしてそこへ目が行くように、真っ赤な煙草入れが置かれている。
霜鬢とは鬢が霜が降りたように真っ白なことをいう。作者はモデルとポーズに凝ったが、画題も同様であり、よく漢和辞典をひもといたといわれる。
初出展覧会
第4回新文展
受賞歴
特選