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No:01019300色絵武蔵野図片口水指いろえむさしのずかたくちみずさしLipped water jar, with design of Musashino, in overglaze enamel

作家名
尾形乾山 / オガタケンザン / OGATA Kenzan
制作年
18世紀/江戸
サイズ
口径 18.8 × 幅 22.7 × 高 13.9
テーマ
武蔵野/琳派
その他
  • [形状]水指
  • [数量]1口
  • [技法]色絵
作品解説
色絵武蔵野図片口水指:尾形乾山/茶褐色の胎土で、蓋身とも比較的薄作りに成形され、総体を白化粧し、蓋には銀泥で三日月、身に色絵で薄をあしらって情趣豊かな武蔵野図をあらわしている。武蔵野の意匠は、秋の叙情的な風情を象徴するテーマとして、たとえば通方の歌に「武蔵野は 月の入るべき 峰もなし 尾花がすゑに かかる白雲」と詠まれるように、尾花と月がこれを代表し、古くから文学や絵画・工芸品に表現される日本独自の美意識の世界である。