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No:01024000伊羅保片身替茶碗いらぼかたみがわりちゃわんTea bowl differing in halves in Irabo style.

制作年
17世紀/李朝
サイズ
口径 14.6 × 底径 6.2 × 高 7.2
その他
  • [形状]茶碗
  • [数量]1口
  • [技法]彩釉
作品解説
伊羅保片身替茶碗/伊羅保独特の鉄分を多く含んだ荒い素地で、口部はわずか端反りになり、しかも作意的な摘み出しを有し、高台は豪快に削り込まれている。釉薬がけは内外部とも暗緑色の釉薬と枇杷色の釉薬で片身替わりにかけわけられ、そのつなぎ目に薄緑青の釉薬がかけられて、内部に1カ所白土で定例の刷毛目がはしり景色をなしている。作行きが大変巧妙で、さまざまな変化に富み、渋く味わい深い名品である。