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No:01027800織部分銅形火入おりべふんどうがたひいれTabacco-light container in the shape of balance weight in Oribe style.

制作年
17世紀/桃山
サイズ
口径 8.9 × 底径 6.6 × 高 9.3
その他
  • [形状]火入
  • [数量]1口
  • [技法]彩釉
作品解説
織部分銅形火入/織部陶の特色が見事に発揮され、胴締めの形態と、簡略に表された文様とがよく相応している火入である。織部は、古田織部正重然の好尚による陶器で、美濃(岐阜県)一帯の窯で焼かれ、特に大萱、久尻のものが有名である。織部陶の特色は、その軽妙な意匠美や流動的で変化に富んだ作風のうちに求められる。日本的な薫りの強く感じられるものが多く、また南蛮人燭台などもあり、桃山時代を背景とした時代性がうかがわれる。