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古染付蘭図扇形向付
No:01029500
古染付蘭図扇形向付
こそめつけらんずおおぎがたむこうづけ
Fan-shaped Mukozuke with design of orchid in underglaze blue in Ko-Sometsuke style.
画像1
画像2
作品を細部まで見る
制作年
17世紀/明
サイズ
幅 17 × 奥行 15.2 × 高 3
その他
[形状]皿
[数量]5客
[技法]染付
作品解説
古染付蘭図扇形向付 景徳鎮窯/扇形の器の口周りを鎖形の文様で囲い、内側に軽妙な筆跡で蘭と虫を描いて漢詩を添えた、まるで文人画のような意匠の向付である。明時代末期に景徳鎮の民窯で作られた染付の雑器を、日本の茶人たちは古染付と呼んで珍重しており、多くの雑器が茶器として伝世されている。また日本からの注文によって作られた遺品も多い。中国古来のものではない扇をかたどったこの向付も、おそらく日本からの注文によって作られたものと思われる。
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