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[石川県指定文化財]No:02008100蒔絵螺鈿野々宮図硯箱まきえらでんののみやずすずりばこWriting box, with design of Nonomiya Shrine, in maki-e and mother-of-pearl inlay

作家名
尾形光琳 / オガタコウリン / OGATA Korin
制作年
17世紀/江戸/17-18C
サイズ
幅 19 × 奥行 20.7 × 高 4.3
テーマ
野々宮/琳派
その他
  • [形状]硯箱
  • [数量]1合
  • [技法]蒔絵/螺鈿
作品解説
石川県指定文化財 蒔絵螺鈿野々宮図硯箱:尾形光琳/「源氏物語」賢木の巻から題材をとった硯箱である。蓋の甲が高く盛り上がった被蓋造で、身部の左半分は水滴と硯、右の空間は筆置きとし、右隅は刀子入れとなっている。四隅は隅丸で、全面金の沃懸地とし、蓋表に厚貝や鉛板などを用いて、神木である榊、黒木の鳥居、蓋表から身部や裏面にかけて柴垣を大胆に表現する。蓋裏と身内部には薄、桔梗、萩、菊などの秋草を装飾的に配し、螺鈿の手法を用いている。