重要

早朝開館、夜間開館のおしらせ

所蔵品検索:詳細

所蔵品のご案内Collection

No:02007800蒔絵雁図伽羅箱まきえかりずきゃらばこBox for incense wood with design of wild geese in maki-e.

制作年
18世紀/江戸
サイズ
胴径 7.6 × 高 4.7 × 0
その他
  • [形状]箱
  • [数量]1合
  • [技法]蒔絵
作品解説
蒔絵雁図伽羅箱/香木として使われる伽羅を納める箱で、被蓋造、置口は金沃懸地、蓋の側面に二つの刳形があり、身の両端に紐を付けるための金具が付いている。全体を黒漆地とし、蒔絵で飛びたつ雁を描き、下には岩山を置き、岩山の一部には切金を用いて豪快さを表現している。しかし茶道具としての抑えた装飾に意を用いたと思われ、黒漆地の余白を多めにとり、蒔絵の部分をわずかにしながら技法は緻密にと、実に心にくい配慮がなされている。