タイトル:かねは雄弁に語りき-石川県立美術館の金属コレクション-

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かねは雄弁に語りき-石川県立美術館の金属コレクション- の47ページ目の概要です。

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概要

かねは雄弁に語りき-石川県立美術館の金属コレクション-の作品解説電子ブックです。

78しげ重しん心た田い意てる照くう空お雄かん間Feeling in space1973(昭和48)年アルミニウム第23回モダンアート協会展傾斜のある土台から、中央をくり抜いた四角形が立ち上がっている。シワになった紙のようなタッチゆや、鋳造時に湯(熔けた金属)が型からはみ出した部分もアクセントとして残し、緊張感のある造形を生んでいる。当時、作者は「自分の心の精神的なものをかたちとして表現し、その作品が空間の中に置かれた時に、空間に耐えられるような、力強い生命力をもったもの」の制作を目指していた。本作のタイトルもそれを反映したものと考えられる。(YT)47