タイトル:かねは雄弁に語りき-石川県立美術館の金属コレクション-
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かねは雄弁に語りき-石川県立美術館の金属コレクション-の作品解説電子ブックです。
83き木ど戸おさむ修スパイラル'84Spiral '841984(昭和59)年アルミニウム現代彫刻の展開―明日の作家たち展木戸は自然界における基本的な原理・構造としての螺旋を一貫したテーマとして制作を行う。自然といっても、肉眼では見ることのできないほどにまで深化された世界を表しているようである。リンゴや立方体など様々な形体を螺旋状に解体する作風から出発し、その後ねじれを円筒形に引きのばしたシリーズを発表するが、円筒が斜めに立ち上がる本作は、当時の典型的な作風を示す。木戸修は輪島市に生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了、のち同大学教授。全国の公共施設や屋外にその作品が設置されている。(AT)54