美術館のひみつクイズ
石川県立美術館にまつわるクイズで美術館マスターになろう!10問中いくつ正解できるかな?チャレンジしてみてください!
第1問:石川県立美術館が所蔵している作品のなかで、「国宝」はいくつあるでしょう?
鮮やかな彩色が美しい《色絵雉香炉》は、当館2階でいつでも展示しています! また、石川県にはもう1点国宝があり、白山比咩神社が所蔵する《剣 銘吉光》です。こちらは毎秋、当館で展示をしていますよ。
第2問:石川県立美術館は、2020年で何才になるでしょう? いまの場所に移る前の、「石川県美術館」としての年数も含めて考えてください。
「石川県美術館」は、昭和34 年10月に開館しました。その建物はいま、いしかわ生活工芸ミュージアム(石川県立伝統産業工芸館)として活躍中です。ちなみに、いまの場所でリニューアルオープンしたのは昭和58年のことです。
第3問:石川県立美術館が所蔵している作品は、全部でいくつあるでしょう?いちばん近い数字を選んでください。
2020年3月31日現在、3965点の作品を所蔵しています。古い工芸や刀剣から、現代の絵画・彫刻まで、色々な作品があなたのご来館を待っていますよ。
第4問:同じ展示室でも、来るたびに壁の位置や数が違う…と思ったことはありませんか。展示室の壁って、実は動くんです。どうやって動かすか、わかりますか?
石川県立美術館では、天井に壁が動く用のレールが隠れていて、そこから吊られた壁を手で押して動かしています。ぷらぷらしないように、下も固定して完成!展示室が毎回違うのは、こういうワケなのです。
第5問:この画像は、作品をおさめる収蔵庫にある道具です。これは、ズバリ何でしょう? 美術館の大切なお仕事に関係しています。
暑い、寒い、ムシムシ、カラカラは作品を害する天敵です。そこで、温湿度を24時間365日測り、記録に残しています。このおかげで、異変かな?と思ったときにすぐ対策できるのです。ちなみに、他の選択肢も美術館の大切なお仕事。別の仕組みが活躍中です。
第6問:またまた道具のクイズです。これは、何に使う道具でしょう?ヒントは、作品の展示に使う道具です。
着物の袖を広げた状態で展示ができるので、着物全体の素敵な模様がよく見えます。この道具の名前は「衣桁(いこう)」といいます。ちなみに、組み立て式なので、片付けるととてもコンパクトになります。
第7問:美術館の吹き抜けは、天井が高くてソファーもあって、図書コーナーもある みんなのくつろぎスペース!では、この高い天井、一体 何メートルあるでしょう。いちばん近い数字を選んでみてください。
ソファーのある1階から中2階を経て、コレクション展示室の2階までの高さがあります。ご来館されたときは、ぜひ天井を見上げてみてください。ちなみに、開放感にまかせて大声を出すと響いてしまうのでご注意ください…!
第8問:この画像は、お皿を立てて展示をするための「皿立て」です。これを使うと、お皿のきれいな模様がよく見えますよ。皿立てにはいろいろなサイズがありますが、さて、石川県立美術館でいちばん小さい皿立ては、高さ何センチでしょうか?
とても小さくてかわいい皿立てです。ちなみに、画像にも写っている「いちばん大きな皿立て」は高さ53センチです。展示によって、作品に合う道具を使い分けています。
第9問:この画像は、作品をのせる「展示台」です。何の変哲もないように見える台ですが、どんな秘密があるでしょうか?
「免震台(めんしんだい)」といって、地震の揺れとともに動くことによって、作品がぐらぐらしたり台から落ちて壊れてしまうことを防いでくれるのです。美術館は作品を守るために、防災にも気をつかっています。
第10問:美術館の作品を運ぶエレベーターはとても大きい!どのくらいの重さまで一度に運べるでしょうか?
3トンというのは3000キログラムのことです。つまり、50キログラムの人を60人分も運べます!重い作品もお任せです。
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© 1999 Ishikawa Prefectural Museum of Art.