展覧会
皇居三の丸尚蔵館収蔵品展 皇室と石川
石川県立美術館と国立工芸館は今秋、国民文化祭の開催に合わせ、皇室ゆかりの美術工芸品などを収蔵・展示する宮内庁三の丸尚蔵館(10月1日より「皇居三の丸尚蔵館」に改称)の収蔵品による展覧会を開催します。展覧会では、旧加賀藩主の前田家から皇室への献上品や石川出身の帝室技芸員や人間国宝による作品など、石川ゆかりの作品にくわえ、皇室に伝わった名宝や名刀など、総計約120点を多彩な構成で展示します。石川県立美術館と国立工芸館が共同で開催する初の展覧会となります。第1会場の石川県立美術館では、絵画や彫刻、書跡、刀剣を、第2会場の国立工芸館では、工芸をご覧いただきます。
*会期中、展示替えがあります。
◎みどころ
- 伊藤若沖、俵屋宗達、横山大観、海野勝珉などによる日本美術の名品をあまた展示
- 国宝指定後初展示となる《金沢本万葉集》など三の丸尚蔵館と、前田育徳会の名品をコラボ展示
- 宮殿を飾った絢爛華麗な工芸作品など、石川ゆかりの名品を数々展示
- 近代工芸を代表する《鳳凰菊文様蒔絵飾棚》などの名品が東京以外で初展示
関連イベント
【特別講演会】
第1回「加賀と皇室」
日時:10月22日(日)13時半~15時
講師:元宮内庁三の丸尚蔵館首席研究官 太田 彩氏
会場:石川県立美術館ホール
料金:無料
定員:200名 ※先着順
参加方法:当日午前9時半から石川県立美術館総合案内で整理券を配布します
第2回「三の丸尚蔵館の過去・現在・未来」
日時:11月23日(木・祝)13時半~15時
講師:皇居三の丸尚蔵館副館長 朝賀 浩氏
会場:石川県立美術館ホール
料金:無料
定員:200名 ※先着順
参加方法:当日午前9時半から石川県立美術館総合案内で整理券を配布します
講演会に参加された方は、企画展「皇居三の丸尚蔵館収蔵品展」観覧券を、整理券と引換で、割引(団体料金)でご購入できます。石川県立美術館の企画展受付にて申し受けます。 ※他の割引との併用はできません。 ※国立工芸館では受付できません。 ※引換は講演会当日のみ有効。 |
ワークショップ「みんなでつくろう!扇面散屏風」
《扇面散屏風(せんめんちらしびょうぶ)》(俵屋宗達(たわらや そうたつ)筆)は、さまざまな絵を描いた扇が金箔の上に貼り交ぜられた作品です。このワークショップでは、この作品を参考に、扇に絵を描いて屏風に貼り付け、参加者全員でひとつの扇面散屏風をつくります。
※ワークショップでつくり上げたひとつの屏風は、11月19日(日)~26日(日)まで石川県立美術館1階にて展示します。
日時:
①11月18日(土)14時~15時半
②11月19日(日)10時半~12時
講師:皇居三の丸尚蔵館 井上 真里奈氏、木谷 知香氏
会場:石川県立美術館講義室
料金:無料
定員:10組程度 ※要事前申込・先着順
対象:どなたでも ※小学生以下のお子様は保護者の付添いが必要です。
内容:
・講師とともに《扇面散屏風》を鑑賞
・自分だけのオリジナル扇をデザイン
・全員でひとつの扇面散屏風を制作、記念撮影
持ち物:
色鉛筆、クレヨン、水彩絵の具など、使い慣れた画材をお持ちください。
※当日、会場でも色鉛筆、絵の具、ハサミなどをご用意しています。
※作品写真等の切り貼りもできます。
その場合、子ども用のハサミはご用意がありませんので、お持ちください。
申込方法:
以下の申込フォームまたは、お問合せ先へのお電話によりお申し込みください。
①11月18日(土)14時~15時半 の申込はこちら
②11月19日(日)10時半~12時 の申込はこちら
お問合せ
兼六園周辺文化の森等活性化推進実行委員会(石川県文化振興課内)
TEL:076-225-1371(平日 9時~17時)
メール:bunkanomori@pref.ishikawa.lg.jp
基本情報
会期 |
2023年10月14日(土)~ 2023年11月26日(日) *11月6日(月)休館 |
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開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
観覧料 |
一般1,500円(1,200円)、大学生1,000円(800円)
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会場 | [第1会場]石川県立美術館 [第2会場]国立工芸館 |
主催 | 石川県立美術館、国立工芸館、いしかわ百万石文化祭2023実行委員会、宮内庁、文化庁、独立行政法人国立文化財機構 |
共催 | 北國新聞社 |
特別協力 | 紡ぐプロジェクト、読売新聞社、公益財団法人前田育徳会 |
後援 | 石川県教育委員会、富山県教育委員会、福井県教育委員会、金沢市教育委員会、NHK金沢放送局、MRO北陸放送、 石川テレビ放送、テレビ金沢、HAB北陸朝日放送 |