展覧会
前田育徳会尊經閣文庫分館
歴代藩主の甲冑・陣羽織と加賀象嵌鐙Ⅰ
毎年6月上旬に「金沢百万石まつり」が開催されることから、特集展示を毎年この時期に行っています。
今回のⅠ期では、5代綱紀所用の《日の出に立波文陣羽織》と《黄無地陣羽織》、8代重熈所用《日の出に立波文陣羽織》、11代治脩所用《日の出に立波文陣羽織》の4領を紹介します。あわせて《水引文金銀象嵌鐙》をはじめ、12点の加賀象嵌鐙も展示します。
江戸時代の甲冑は、それぞれ別々になった兜・胴・袖・面頬(めんぽお)・籠手(こて)・脛当(すねあて)・佩楯(はいだて)を組み合わせて着用します。歴代藩主の好みを反映するだけでなく、当時の最高技術を用いて作られました。兜の形も、変わり兜とよばれる独特の形状のものや、筋兜につく前立(まえだて)も様々です。陣羽織はカラフルなデザインのものが目立ちます。お楽しみください。
基本情報
会期 |
2024年6月1日(土)~ 2024年6月23日(日) |
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開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
休館日 | 会期中無休 |
観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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会場 | 前田育徳会尊經閣文庫分館 |